亀田家

亀田パパを見ていると同情してしまう。
世間から非難されていることに同情するのではない。ルールを守れなければ非難されるのは仕方がない。そうではなくて「世の中みんな敵、なめられたらアカン」と言う考え方になってしまった彼の生い立ち、境遇に同情してしまう。何があったかは知らないが、何か無ければあんなに虚勢を張ることはない。境遇に負けてすねてしまったからあんな暴力団まがいの人間になってしまったのだろう。「強い」という事がただ暴力や腕力だけのことだと思ってしまっているところが可哀相でならない。
息子たちは親に反抗もできずただひたすら従うしかなかったのだろう。もれ伝えられる所によれば、TV以外のところでは敬語を使っているらしいし、素直な子供たちなのだろう。
今回の制裁もあの父なら反省するどころか、「世間が亀だけをねたみ、潰しにかかっている。負けたらアカン」となるのだろう。
味方は多いほうがいい。敵は少ないほうがいい。自分から敵を作る必要はない。ボクサーが闘うのはリング上の対戦相手だけで、そのほかの人と闘う必要はない。早く自分の犯している愚かな行いに気付いてほしいものである。