社会

会社で例えるなら、社長がいなければ上手く会社は機能しない。
しかし、社長ばかりでもこれまた会社は成り立たない。
営業職が重要だが、営業だけしていても実際にサービスする部署や、製造、開発する部署がなければ成り立たない。逆に開発研究ばかりしていても商品は売れない。
人間全員が各々食料や生活必需品を自分の分だけ生産できれば、社会と言うものは必要ないし、経済も存在しない。
ところが、人それぞれ得手不得手があり、全ての人が全てのことを出来るわけではない。
そのためにそれぞれの得意なことでお互いの不測を補い合う場が社会である。
その社会が存在すると言うことは、殆どの人が得意なこともあれば、不得意なこともあると言うことである。だから全てのことを出来る必要などないのである。