判決に思う

判決文を見るたび、聞くたびに不思議に思う。
被告に反省の色があり、更正の可能性があるから云々・・・。
は?なのである。
刑罰とはそもそも何なのか?勿論更正させるためと言う役割もあるだろうが、犯した罪によって刑罰の重さが規定されているところからも判るように、あくまで犯した罪を償うためである。
そうであるなら、後からいくら反省しようと、犯してしまった罪が変わる訳ではないので、量刑のときに反省や更正を考慮するのはおかしくはないだろうか?
それに本当に反省しているのなら、刑が軽くなって喜びはしない。もっと自分を罰してくれと言うのが本当の反省ではないか?
それから、殺した人数が一人なら死刑ではないって何?
たまたま沢山殺す奴が、一人殺したところで捕まってしまっただけかもしれないし、一人であろうと百万人であろうと人殺しは人殺しである。