たまに朝目覚めたときに、ポロっと変なことを独りでつぶやいてしまう。 今日無意識に出てきた言葉は「ご意見一番」だった。

「ワレワレハ、ウチュウジンダ」 宇宙人が来たとしても絶対にこうは言わない。私たちからすれば、地球以外に住む人型の生物は「宇宙人」であるが、当の宇宙人からすれば地球人のそんな概念は関係ない。 例えばアメリカ人が日本に来たときに「我々は外国人だ…

PCが普及し、社会の様々なものがIT化されている。 現在、コンピュータで制御していないものはないのではないかと思えるくらいである。 しかし、あらゆるコンピュータは電気がなければ動かない。もう枯渇しかけている石油にまだまだ発電を頼っている状況で、…

もうすぐボジョレーヌーボーが解禁になる。 しかし飲みたいとは思わない。なぜならヌーボーはその年のぶどうの収穫を祝うために作った促成のワインで、普通のワインとは違い、出来てすぐ飲むワインである。 通常は三年くらい寝かせてから出荷するが、ヌーボ…

駅で見かけた人にびっくりした。まず背の高さと体の大きさにびっくりした。 次に、大木凡人そっくりなのにびっくり。一瞬、大木凡人が私と同じ町に住んでいるのかとも思ったくらいである。 しかしなによりびっくりしたのが、その大木凡人そっくりなとても巨…

オヤジが押してくる。押されたところで前には進めない。オヤジも誰かに押されているのかと思いきや、オヤジの後ろには誰も居ない。私の前は人がいっぱいで、階段でもあるし押されても前に進めないのはオヤジからも判るはずである。ひょっとするとオヤジは霊…

ありがとう、設計事務所の先生！ 貴方がデータを送ってくれないおかげで、仕事が遅れる言い訳ができました。 遅いのは私のせいではなくなります。ありがとう。

左隣に座ったオヤジは、鼻を豚のように鳴らしている。 向かいに座ったオバハンは鼻が豚の鼻のようだった。 右隣に座った男は手足が太く短い豚のようだった。 斜め前に立った男は体臭が豚のようで、前に吊革をもって立っていたのは豚だった。 豚はカラフルな…

「龍角散」でむせて、咳が止まらなくなった。

大学の時入ったバイト先で、入れ替わりで辞めていった同じ大学の先輩がいた。その先輩とは少し話したくらいだった。同じ職場のほかの人から聞いた話によると、その先輩は同じバイト仲間のひとりをいじめていたらしい。社員の人から電話があっても取り次がな…

フリスキー買うて帰らんと、猫にどつきまわされる。

粕汁を大量に作った。ブリのアラを入れたので特に出汁は使わなかった。恐らく二週間分くらいの量はあるだろう。なんとか食べきるまでは腐らないで欲しい。まあ、腐っても加熱して食べるが。

コニャーが喋ることを忘れて、書いてしまった。

「土壇場」と言う言葉の語源を、みんな知っていて使っているのだろうか？ 江戸時代、罪人の処刑方法に斬首刑があったが、幕府が恩賞として下賜する刀の切れ味を試すために、罪人を使って試し切りもしていた。 そのときに、砂を台状に盛り上げ、そこに罪人を…

玄関扉をノックする音がしたので、ドアスコープを覗くと若い男が立っている。 うつむき加減の男は全身黒ずくめで、半身に立ち、手には包みを持っていた。 何だろうと思い、扉を開け、「はい、何でしょう？」と聞くと、低く小さな声で「届に来たぜ」 と言った…

「三匹の子豚」と言う童話がある。三匹の子豚が、藁、木、レンガで家を建てると言う物語だが、大きな間違いがある。豚は家など建てない。

金縛りにあった。体を動かそうとしても動かない。しかし動かす必要がなかったのでそのまま動かなかった。 自分の携帯番号から着信があったが、留守電を聞かなかった。 髪の長い女性が這いずって近寄ってくるので、通り道に置いてあったコタツをよけてあげた…

夢である。私は蛭を飼っていた。確か蛭に雌雄はがなかったはずだが、夢の中では雌と言うことになっていた。 友人に「好きなら我慢出来るよね?」と言われ、私の足に蛭をくっつけて血を吸わせてあげた。二カ所。

久しぶりに混雑する時間に踏切へさしかかった。電車の本数が多くなかなか開かない。痺れを切らせた人が遮断機をくぐり、或いは跨ぎ線路を渡って行く。 幾ら鉄道会社の土地とは言え、踏切を渡る人達は乗客でもあるし、線路で街を分断していることを考えれば、…

牛乳を温めて飲むのに、レモンを入れてみようと思った。入れた。驚いた。 牛乳の水分と脂肪分が分離してしまった。う、忘れてた。レモンの酸で分離することを･･･。

「お控え」とは「お勧め」の逆で、これは止めておいた方が良いと言うものである。 レモンの汁が余っていたので、珈琲に入れてみた。苦味と酸味で新しい味になるのではないかと期待したが、うーん、微妙な味。というか、不味い。砂糖を入れればまた違うかも知…

１ 駅の改札に行くと切符を通す機械が撤去され、子供が数名立っていた。見ていると、乗車する人は、その子供に切符を渡して確認してもらっている。「児童改札？」 駅のホームで飲み物を買おうと思い販売機に近づいてみると、途轍もなく巨大で、サンプルのと…

ある電車のガード下の壁に「薄手!」と言う落書きがあった。公共の往来にある壁にわざわざペンキを持参し、普く主張したかったことが「薄手!」なのである。書いた人がどんな人で何があったのか興味深い。どうせ落書きするならこういう奥の深い落書きをして欲…

アフリカのある国で国民から税金を集めることになり、役人が国民に説明に回った。 ある老人の所にも役人が来て説明した。すると老人は 「なるほど、要するにこのワシが飼っているに、この犬の尻尾を切って食わせるってことだな」

はらたいらがはたらいた。 はらいたいったらはらたいら。 はらたいらはいったら？

役所に行き、何かしてもらうと手数料を取られる。手数料を言い換えれば手間賃だろう。 役所で住民票などを発行して貰うと手数料を取られるが、役所の窓口係りはそれが仕事である。各種の証明を発行する業務で給料を貰っている。しかもその給料は税金で賄われ…